読書メモ 2回目の読了「金持ち父さん」
一方の父はわずかな金を貯めるためにあくせくし、もう一方はどんどん投資を増やしていった。
一方の父は、いい仕事につくための上手な履歴書の書き方を教えてくれた。
もう一方は、自分で仕事を生み出すためのビジネス・プラン、投資プランの書き方を教えてくれた。
働いて手に入れたお金を正しく投資に回せば、投資に使えるお金がだんだんと大きくなります。
正の循環を作ることが大事です。
また、その時に大事なのが負債を作らないこと。
中流レベルまでの人は負債を資産だと思ってお金を使います。
持ち家がいい例ですよね。
持ち家は、ローンの返済、固定資産税、保険料、光熱費、維持費などが発生します。
毎月自分のポケットからお金を奪っていくものは、負債です。
勘違いは禁物です。
もし人生から教訓を学ぶことができれば、きみは成功する。
人前で「あがる人」「あがらない人」の習慣という本でも
「あがる人」は自分を周りと比較する。
「あがらない人」は自分を昨日の自分と比較する。
とありましたが、本当にその通りだと思います。
意識すべきは、人生で起きたことから日々学ぶことなのです。
「お金になんて興味はない」という人は大勢いるが、そう言いながら1日8時間せっせと働いている
働く=お金を得る
この構図は基本的には成り立つと思います。
お金にはあまり興味は無い、仕事にやりがいがあるからそれでいい。
そんな人は自分を納得させるための術策として、こんな言い方をするんでは無いと思います。
(自分も含めてですが)
給料によって決められた人生なんて本当の人生なんかじゃ無い
これは共感します。
人って毎日会社に通って、仕事をして、ってのがスタンダードってのが自分は納得できないでいます。
好きな時に好きなペースで、好きな場所で。
そんな人生を手に入れたいですよね、でもそのためには頭を鍛えて使う必要があります。
(ファイナンスや会計の知識を学び、自分のハードの能力を上げる)
「予期せぬ大きな変化があった時は別として、仕事するかしないかは自分の自由であり、それでいて自分たちの持てる富はインフレに
負けずに自動的に膨張する。」
これがお金においての、この人生でのアガリです。
ここに持っていく必要があるのです、いくら収入が多いだけでもダメなのです。
多くの人がお金の心配ばかりをしていて、もっと偉大な富、つまり「教育」に心を砕こうとしないことに懸念を抱いている。
有名な話に、「P・PC」の話がありますよね。
昔、ある田舎者がいました。この男は想像もできないほど素晴らしいガチョウをもっていました。というのは毎日巣に行ってみると、ガチョウは美しくキラキラする金の卵を産んでいたからです。
田舎者は市場に卵を持って行き、じきに金持ちになり始めました。しかし、ほどなくして男はじれったくなりました。というのはガチョウは一日にたった一個の金の卵しか産まなかったからです。男はもっと早く金持ちになりたいと思いました。
そこである日、男はお金を数え終わったあと、ふと、(ガチョウを殺して切り開いたら、一度に金の卵を全部とりだせるぞ)と思いました。
しかし、やってみると、金の卵は一個も見つからず、大事なガチョウは死んでしまいました。
P=利益 のことです。
PC=利益 を生み出すもの(能力)のことです。
上の話では、P(金の卵)を求めるばかりに、一番大事なPC(金の卵を産むがちょう)を失ってしまったわけです。
バカだなーと思う人も多いと思いますが、いざ自分の人生になるとこのことをわかっていない人も多いです。
Pを求めるよりも、PCに注力し力をつけていく。大事です。
人生で大事なのはどれだけお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続けることができるかだ。
収入が多いことが、お金持ちではないのです。
お金の流れを循環させるのです。
「収入・支払い」のみで考えるのも大事ですが、
それに作用する「資産(ポケットにお金を落としてくれるもの)・負債(ポケットからお金を奪うもの)」を整備し、キャッシュフローを循環させることが本当の勝利です。
資産とは
・自分がその場にいなくとも収入を生み出すビジネス ①
・株
・債券
・投資信託
・収入を生む不動産
・手形や借用書
・音楽や書籍などの著作権、特許権 ②
これらのことを言います。
自分の目標は、①を多分野で10個作ること。
多くの分野で作ることで、全てが無くなるリスクが減ります。
②について、数量を蓄積させること。
自分は動画や音源の権利を幾つか持っていますが、これらを永遠に数を増やしたい。
今年度中に1000個以上の権利がほしいですね。
所得税が導入された当初はお金持ちだけを対象としていたことだ
個人的に面白い話でした、やり方うめーなっていう
最初は政府は中流以下の人々に「税とは金持ちを罰するために課す制度だ」という考えを吹き込んで、国民の多数が賛成票を投じました。
しかし、実際としては中流以下の人からも税を徴収するようになって、中流以下の人も罰せられるようになってしまった。
政府の食欲は大きくなる一方だ。
その通りですね。
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