松屋のセルフサービス店舗からは近未来を感じない

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松屋のセルフサービス店舗からは近未来を感じない

松屋のセルフサービス店舗からは近未来を感じない

 

 

どうも、税務署から今日突然電話で連絡が来て、驚いたコツコツ虫(@kotsukotsumushi)です。

 

今日は新宿に用事があったので、松屋にお昼ご飯で寄りました。

ただ今回行った、新宿の松屋は「セルフサービス店舗」でした。

 

なので、今回はセルフサービス店舗を利用した感想を書いていきたいと思います。

 

 

セルフサービス店舗は不便

 

 

セルフサービス店舗は元々、人材不足解消への活路を見出す為にスタートしました。

 

 

今までの牛丼店舗の利用方法

・従来の松屋

 

1,食券を買う

2,店員が水を提供

3,牛丼等を準備する

4,お客さんの所に運ぶ

5,利用後の食器を洗い場に運ぶ

 

皆さんご存知の通り、上記のようなオペレーションとなっています。

 

セルフサービス店舗では、
上記の手順の内の

1,2,4をお客さんのセルフサービスにすることで、店舗側のオペレーションを減らしています。

 

しかし、客側からすると。

「水を自分で準備しないといけない」

「食べ終えたら、返却口へ戻さないといけない」

というデメリットがあります。

ここら辺が実際に利用してみると「なんか煩わしい」と感じました。

 

 

セルフサービスの最大の弱点

 

セルフサービス最大の弱点だと感じたのは、「待ち時間が長い事」です。

 

店舗を訪れたのは、平日の15時。
お客さんも少ない時間帯です。

しかし、なんと今回

「カレーと生野菜のセットが出来上がるまで10分程度時間が掛かりました」

 

 

普段は2,3分あれば机の上に持ってきてもらえます。

 

私が牛丼屋を利用するのは、安く早く利用できるからです。

毎回このように待たされるのであれば、今後同じ牛丼屋を利用しなくなるでしょう。

 

写真を見るとわかるのですが、
注文件(画面左)が準備中となって、溜まってしまっていました。

 

 

 

提供まで時間が掛かった理由

 

 

私が考察する、「提供までに時間が掛かった理由」は2つでした。

 

①システムをお客さんが理解できていない

特に御年寄や外国人の方々がシステムを理解できてませんでした。
その為、店員さんがその度にお客さんの所に行って、セルフサービス店舗の利用方法を説明していました。(作業増)

店内には利用方法のポスター等も勿論ありましたが、感覚的に理解がしずらかったです。

 

なので、提供口を店舗の真ん中に作り、お客さんが来店時点で「ここから料理が出てくるのを待てばいいんだな」と視覚させる事が必要だと思いました。

日本人の自分でも、利用方法がわからなかったので

 

②そもそも店員の仕事はそんなに減らない

 

店員さんは
・水を出す
・お客さんの所まで持っていく

作業がなくなり、余裕ができると思いきや

上記①のシステム変更起因のお客さん対応が増えるので、仕事自体は増えてしまうのかなと思います。

 

そもそも、作業の主は「3,牛丼等を準備する」事なのでそこの部分のウェイトが大きいから、他が減っても革新的な時間削減では無いと感じました。

 

左の番号が現在調理中、、溜ってる

 

また、注文数が液晶画面から見えるのですが

明らかに

注文数 > 客数

だったんですね、

 

おそらくこれって「Uber Eats」の出前分が多く含まれてると思います。

 

出前分のオペレーションは従来と変わらないんですよね。

 

今後、都心ではUberEatsの利用者が増えると思うので、出前部分のオペレーションはセルフサービスにしても減らせないのですよね。

 

 

セルフサービスの今後について

 

 

 

数値は自分の感覚的なものです

 

・UberEats 20%

・イートイン 50%

★持ち帰り 30%

→★セルフサービスでの作業減 -20% /★システム変更起因での客対応 +10%

 

=>持ち帰りオペレーションの10%ほどの効率化(全体工程の+5%の効率化)

 

 

とか、そういうイメージです。

数字の正当性はありませんが。上の数字は適当です

 

ただ、設備変更の費用を掛けてまでセルフサービス店舗に改装するメリットはそこまで無いのかなと思いました

どちらにせよ改装するタイミングだった店舗をセルフサービス店に変えていくのであれば良いのかなと、そんな感じでした。

 

 

そして、近未来かどうかで言えば、それじゃない感が凄かったです笑

使い辛いサービスエリアの食堂をイメージしてもらえれば、そのまんまです。

 

 

お客さん視線からすると、今後も従来よりも提供に時間が掛かるのであれば、あまり利用したくないです。